金融機関様からのご依頼で、事業承継のための提案書を作成致します。
作成の第一歩は、株式評価です。
後継者が決まっている中小企業の事業承継で一番問題になるのは、株価が高い場合の納税資金です。
相続財産の中の現預金等で納税資金を賄うことができそうなら良いのですが、賄えない場合は何かを換金して納税しなければいけないからです。
その中で相続財産の大半を占めるのが中小企業の株式の場合、換金性が乏しいためご相続発生後の対応では出来る方策も限られてくるのが現状です。
そこでまずは相続財産の洗い出しの一歩として株式評価を行います。
中小企業の株式価額は、取得するのが誰になるか、又は個人か法人で同じ株式でも価額が異なります。
簡単な説明になりますが、
個人間の譲渡や贈与でしたら、相続税評価額、渡す相手が個人で同族株主以外であれば配当還元価額の算出、
取引等に法人が関係する場合は「時価」評価と複数の価額の算出が必要です。
その異なる価額を算出し、株主構成とグループ会社関係図を作成して
その図を眺めながらお客様の問題点のポイントとなりそうな所や提案できそうなスキームを考えてます。
相続対策や事業承継でお悩みの場合は、ぜひご相談ください。
ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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