昨年より計画作成支援をしていた先ですが、途中で大きく話が変わったり、銀行からの承諾が得られないなど数多くの困難がありましたが、
ようやく承認までこれました。
10ヶ月ほど計画承認にかかった気がします。
その間別の法人の経営改善計画策定もありましたが、そちらは4ヶ月ほどで完了したので、本件は本当に時間がかかりました。
当然計画の合意まで行き着けないということで、社長も大変な思いをされたことと思います。
それほどコロナ融資が絡む経営改善支援→返済計画の策定は大変なんだなと感じました。
コロナ融資の優先弁済については、日本政策金融公庫や保証協会も簡単には納得しませんし、それ以外の一般融資銀行は、そこまでは譲れないなど押し問答が続きました。
今でこそコロナという言葉もなんだか過去の言葉のような経済情勢に感じますが、まだまだ余波があるように感じます。
独立当初より資金繰りの厳しい先への経営改善支援業務に関しては、思い入れもあり、積極的にお引き受けしてきましたが、ここまで難航するとなると事務所の損益にも影響が出てしまうなと、経営的な視点でも考えざるを得ないなと感じました。
当社もこれから支援先を増やして事務所を拡大したいと考えておりますので、いろんな選択肢の中で判断に迫られる機会が出てきます。
個人としても事務所としても考えることがいっぱいですが、考えながら進んでいきたいと思います。
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