令和4年3月期の福岡市の社会福祉法人の決算状況について

福岡市の社会福祉法人の決算状況

福祉医療機構において、社会福祉法人の決算情報が開示されておりますので、

福岡市の社会福祉法人の財務状況を簡易的ではありますが、分析してみました。

 

福祉医療機構内にデータのある福岡市の社会福祉法人257法人のうち、データが存在する241法人を対象に簡易的ではありますが、

概要を分析しました。

 

いくつか分析はしたのですが、赤字の割合が非常に高いなと感じたところです。

赤字法人の割合

令和3年度 42%(全国平均31.3%)

令和4年度 45%

となっております。

 

全国平均と比較してもかなり赤字法人の割合が多く、全国平均と比較してもかなり経営状況の厳しい状況ということを見ることができます。

 

社会福祉法人に関しては、過去の累積利益が非常に多いケースが多く、また、建物等の減価償却費など支出を伴わない経費なども存在するため、

直ちに資金が不足したり、倒産したりする可能性は、一般の法人と比較すると低いと考えられますが、それでもこの状況が継続すると

法人としても事業継続のリスクが大きくなっていくと考えられます。

 

また、サービス活動収益の分布においては、以下のような状況となっております。

 

 

1億から5億未満の割合が全体の67.5%占めており、10億未満の割合でいうと、85.0%となります。

 

事業の立て直しについても積極的に推し進めなければならない状況ですので、予断を許さない状況が続いているように感じます。

 

 

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