市が企画する、介護事業者の経営改善に関する検討会に参加予定です。

昨年夏頃にご連絡頂き、市役所でミーティングをさせて頂きました。

内容としては、介護事業者の経営状況をいかにして改善していくべきなのか?というテーマです。

 

社会福祉法人などは、いわゆる非営利法人と呼ばれ、財政優遇(法人税や地方税)が行われております。

以前から話をしたことがありますが、非営利法人は利益を出してはいけないわけではないです。

逆にいうと赤字でもいいわけではありません。

なんとなく利益を出してはいけないのではないか?利益を追い求める団体ではないという風潮を持っている法人がいたりします。

 

利益を出して、役員報酬を増やせと言っているわけではなく、

利益を出して、従業員の給与を上げたり、新しい設備を買ったりすることの何が問題なのか?と感じてしまいます。

 

健全な法人経営法人だと思いますし、そう言った意味では利益はより出した方がいいと思っています。

介護事業者では、40%が赤字の法人となっており、入所施設においては60%以上が赤字という話も出ております。

 

赤字のままだと、新しい機械も買えないし、人もどんどん辞めていきます。

最終的には法人自体がなくなってしまい、高齢者が通う場所がなくなってしまうかもしれないのに、なぜ赤字でもいいという話になるのか、と感じてしまいます。

 

最後は行政が助けてくれる時代はとっくの昔になくなっていますが、なぜでしょうか。

競争社会が始まっているように感じますし、勝つ法人はどんどん投資をして行っています。

 

何年も前から地域で医療福祉を守ると地域包括ケアシステムで謳われてますので、是非自分の法人の実情と体力を考えて、今できることを考えて頂きたいと思います。

 

 

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