資金繰りにどう対応するかは、経営者のスタンスが現れます。

会社を経営しているのであれば、多かれ少なかれ直面する問題です。
 
本業が悪化すればもちろん資金は枯渇しますし、事業を拡大しようとしても多くの場合は仕入れなどの支払いが先行してしまい、資金繰りが悪化することが一般的です。
 
経営改善支援を実施していると資金繰りに窮した法人の概ね半数が粉飾決算をしている気がします。
 
もちろん本当にやりたくてやっているわけではないのは、十分わかるのですが、やはり粉飾決算はダメです。
 
非常に残念なことにほとんどの法人で税理士証明のついた申告書なんです。
とても見抜けなかったとは思い難い決算書も多くあり、残念に思ってしまいます。
 
やはりどうすれば改善できる可能性があるのかをコンサルティングすることが専門家に求められることではないでしょうか。
 
特に一度粉飾決算を行うとそこから抜け出すのは本当に大変です。
基本は粉飾の金額は雪だるま式に増えていってしまいます。
 
是非そうなる前に現場を見直して、専門家の力を借りて欲しいと思います。
 
 
 
 
「粉飾倒産」19年は倍増ペース、延命企業に限界も:日本経済新聞