社会福祉法人の会計監査(収益20億台)

どうやら自民党案の中で5年の先送りになりそうです。
要因としては、コストと事務負担ということです。
 
ガバナンスの強化と非営利性の徹底という話が前提にあり、大規模法人の方が中小法人よりもしっかりしている現状で、20億台でも制度延期というのは、思ってもいませんでした。
 
20,000法人ある社会福祉法人で、300-400法人しか監査を受けていない現状です。
なかなか制度の趣旨からいうと納得は得づらいのではないでしょうか。
 
社会福祉法人の実態は、市町村の行政監査を受けてきた影響で非常にアナログで細かな手続きを行っています。
 
IT化や業務の見直しでいくらでも業務の効率化が図れると思っているのですが、コスト面でしか判断ができていないように感じます。
 
監査を受けることによる経営の効率化というのも今回の目玉の1つだったように思います。
 
個人的には課税の議論や合併の話が急速に進むのではないかと思います。
 
 
 
「社会福祉法人」相次ぐ破綻…それでも会計監査「先送り」の違和感(磯山 友幸) @moneygendai