社会福祉法人の資産はどこが管理するか

今日まで宮城の法人に3日ほどお伺いし、
今日のうちに仙台空港→伊丹空港→宮崎空港に移動します。
明日は宮崎の法人です。
 
今日まで法人本部にいましたが、社会福祉法人には社会福祉事業に使うと決められた基本財産という勘定科目があります。
 
新たに社会福祉事業を行う場合や建物などの増改築をするときには、その都度理事会の承認を取り、基本財産の組み入れをする必要があります。併せて定款に追加記載するために定款変更の手続きが必要になります。
 
つまり本部がからみます。
一方で、社会福祉法人会計基準が改正されたことで資産は拠点ごとの管理となっています。
こちらの法人でも以前の行政監査で本部で管理するのではなく拠点ごとに管理しなさいとの指導を受けていたとのことでした。
 
しっかり管理できているので、問題ないのですが、最終チェックを本部でやりづらくなってます。
あくまでも会計監査は法人全体の1様式の監査なので。
 
本部でも拠点と連携して実施しなければ、うっかり処理が漏れてしまいそうです。
特に建て替えなどの除却時は注意が必要です。
 
定款との整合性の確認などもしっかり取る必要があります。