期末監査が始まりました。

社会福祉法人は全て3月決算なので、この時期から一斉に決算書が出来上がってきます。
 
関与している法人を見ると、規模が大きく経理周りに人数を抱えられる法人の方がやはりマンパワーがあるので、決算が上がってくるのが早いです。
 
関与している法人の中でも10億台の法人であれば会計監査はまだ始まってないので良いですが、5月中旬にならないと決算書が上がってきません。
 
参考までにですが、今年一番早く決算書が出来上がった法人は4月24日でした。
 
もちろんそこから監査を実施することで、修正になることもあります。
 
また、事務長がダブルチェックに入らずに、最終チェックと分析に時間を取るために次長職を設置した法人もあります。
 
やはりそうするとお金の管理がぐっと上がります。
 
どう使うのかについては事業戦略上必須ですが、今の足元がぐらつくようでは先を考えても絵に描いた餅になってしまいます。
 
是非しっかり管理してもらいたいです。
 
 
しかし、社会福祉法人の従来からの行政指導の影響でしょうか。補正予算ばっかりで本当に必要なのか、と感じてしまいます。
 
大きな変更が生じる時には、理事会をかける必要があると思いますが、年に何回も補正予算を作ったり、3月に最終補正を作る必要性が本当にあるのかなと思ってしまいます。
 
3月に補正して決算着地はほぼあってますって、予算の意味ないですよね。
 
パフォーマンスでしかなく、それを徹底してさせてきた行政監査のやり方はどうしても首を傾げてしまいますね。