【社会福祉法人・会計監査】GW前に社会福祉法人の会計監査が一気に動き出します。

関与させていただいている6法人のうち、3法人から決算(案)が上がってきました。

 

社会福祉法人で会計監査を受けている場合には、おおむね5月下旬には監査報告が行われ、その後監事監査、理事会、評議員会が開催されます。

多くの法人でGW前後に決算(案)が上がってきます。

 

おそらく社会福祉法人を経営されている方であれば、とても速い決算確定だと感じられるかと思います。

非常に優秀な法人が多いです。

 

30億以上の法人ですし、関与させていただいている法人では今期最大が50億、来期からは80億くらいの規模の法人さんたちです。

サービス区分レベルでいえば100を超える法人もあります。

業務を効率化して、省力化を進めないととてもこの期間内に終えることはできません。

 

 

さて、今年の決算もコロナウイルスの影響により半分以上の法人で訪問が自粛となっています。

当然、訪問した方が、追加資料や確認の打ち合わせがその都度実施できるので、スピード感をもって対応することができるのですが、

こればっかりは、仕方がありません。

 

数少ない訪問先ですが4/28,29日に訪問させて頂きました。

(祝日にもかかわらず、対応いただきましてありがとうございます)

 

こちらの法人でも、4月に人事異動で担当者の交代が発生しており、正直結構バタつきました。

(人事異動は7月以降にしてほしい。。。)

そうすることに規制があるわけではありません。ただ単に4月の異動が通例だからなだけです。

これも実務を考えれば、急に4月に異動して決算を組むよりは、決算を終えてから異動すればいいだけなのですが、

実務よりも形式的なことにこだわっているだけです。

4月異動じゃないとだめ。という決まりはありません。今まで行っているから当たり前だと考えているだけです。

 

一年間関与していない拠点の決算をまとめるとなると、そもそも資料を見たことないのに決算を組まされるわけですから、

それは、効率が悪い。

そのうえ、本部に異動になると、今まで拠点の決算しかしていなかったのに、いきなり、事業別やら法人全体やらの合算の決算書を

作成する必要があります。

 

実務に合わせて対応すれば、非常に楽になるのになー。と感じてしまいます。

 

組織の作り方から、再度見直すと案外決算が楽になる部分もあるのではないでしょうか??

 

 

 

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