ご支援先への訪問
久しぶりに山口へ移動しています。
本当に1年ぶりくらいになるかもしれません。
少しコロナも落ち着いてきているので、訪問許可を頂き、ご支援先に訪問です。
最低限のチェックということで、
・ワクチンを2回摂取していること
・PCR検査の上、陰性であること
との制約を受けましたが、条件クリアによって訪問が可能となりました。
法人側も何らかの担保をしながら、訪問を少しずつでも解除していく先が増えていきそうな気がします。
社会福祉法人のM&Aの増加
特に今回訪問する先は、今期合併を行なっておりますので、重点的にチェックが必要になります。
社会福祉法人ではこれから合併や事業譲渡が加速していくことになると思います。
来期合併予定の法人や事業譲渡の予定が立っている法人も出てきており、
やはり今のまま事業を継続することが困難になる法人が他の地域でも出てくると思います。
先日、広島県にある社会福祉法人の倒産がニュースに出ておりました。
https://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/4826.html
こちらの法人は売上高20億にもかかわらず、負債は60億、借入も50億以上との情報が出てました。
資金が回らなかったのだろうと思いますが、流石に回らないでしょうね。
売上高程度の借入が一般的に最大値という捉え方は、社会福祉法人においても当てはまることかと思います。
その上社会福祉法人は大きな箱物を抱える一方で、完全な労働集約型の産業ですので、人件費率も65%位ある企業がほとんどです。
少し売り上げが下がってしまったり、人員がダブつくとすぐに赤字になってしまいます。
また、減価償却費があるとはいえ、設備投資の借入金の返済もあるので、余力は多くないところが多いです。
急速拡大も難しい選択ですが、報酬のマイナス改定もあり、しっかり経営していかないと、難しいビジネスモデルだと感じます。
介護、障害、保育等社会になくてはならない産業ですが、しっかりと経営をしなくてはなりません。
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