会計的な話で言えば、誤った情報が開示されている決算書については、虚偽表示・不正・粉飾といいますが、虚偽表示については、意図したもの(わざと利益を多く見せるなど)と意図しないもの(うっかり間違えてしまったものなど)があります。
この点従来は「粉飾決算」という言い方をしていましたが、東芝の問題あたりから「不適切な会計処理」という言い方が出てきました。
また、意図しない虚偽表示が生じた場合には、「実態把握が困難」といった言い方もするようになってきているようです。
内容は結論としては一緒なのですが、受け取り方の印象が大きく異なってくるため、このような言葉ができているようです。
正しい決算書を作ることが大前提ですし、一度ウソをついてしまうと、それ以後は雪だるま式にウソの数値が大きくなってしまいます。
あるべき姿を受け止めて、自身の経営につなげて頂きたいと思い、そういった支援をしていきたいと考えています。