ご紹介いただき、M&Aに関する会計・税務・組織再編等のアドバイザリー業務が動き出します。
今回は買い手の支援となりますので、できる限りより良い方法で購入ができるように勧めていきたいと思います。
M&Aの買い手として重要なポイントはやはり、
・資産価値のない資産が帳簿に計上されていること(回収不能な売掛金や存在しない固定資産など)
・簿外になっている負債の存在を確認すること(役員・職員退職金、未払残業などの潜在債務・訴訟リスクなど)
・事業を買い取ったうえでの事業の将来性とシナジー効果
・その他
記載するとこのようなところが大きな論点になりますが、それ以外にも論点は山積みです。
知らない法人同士が合併するので、お見合いのようなものですね。
そのうえ、そこで働く数百名の職員の今後の生活も保障していく必要がありますので、
本当に買い取ったことが多くの方々にとって幸せであるのかを考えなければなりません。
売却を決められた売り手の社長は、ご高齢に伴う事業の担い手を探しているというケースで現状では非常に多いパターンです。
ですので、売り手の社長も事業をしっかり継続してもらって、そこで働く従業員の生活も確保してほしいとの希望をお持ちです。
(ほとんどがこういった社長が多いです。社長は常に事業のことも働く人のことも考えていなければ継続できないとつくづく感じます。)
複数人での仕事となりますが、各パートで最善を尽くし、より良い方法で引き受けができる形を検討していきたいと思います。
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