月例ミーティングの必要性について

弊社も立ち上げから5年目に入っています。

基本的には1人でやってきたという状況もあり、それほど情報を共有する必要はなかったですし、情報を共有するために

時間を確保するというのもあまり効果的でないケースが多かったのですが、4月から月例ミーティングを開始しております。

 

目的は情報の共有と前月の棚卸、次月の目標の設定などです。

ご支援先には実施しているのに、自社で実施していなかったことは恥ずかしい限りです。

 

また、意外と棚卸をしてみると、前月がどういった状況だったのかも思い出すことができ、

私には合っているのではないかと感じています。

 

頭で思っていても口に出したり、文字にしてみたりすると意外と再確認できることが多く、次の目標も明確にすることができます。

 

私は税理士事務所、コンサルティング会社、監査法人と複数の会社を経営しています。

また、もちろん各会社では実施する事業やターゲット層が異なるため、頭と身体が3つ欲しいと思うこともよくあります。

 

1つずつ整理しながら同時に進め、かつ営業活動、内部処理も進められるようになってきていると思います。

従業員だった頃からすると、見ている環境は大きく変化していると思います。

これだけでもずいぶん成長したと思います。

 

弊社もあと来年からは6期目に入りますので、次のステップに踏み出したいと考えています。

6期目の目標は、実務を実施する担当者を採用して、事業の拡大を進めていくことです。

 

事業の拡大については、さまざまなメリットとデメリットが存在します。

メリットとしては、

もちろん顧問先が増えることで、いろんな論点が増えますし課題も増えます。そのためにより頭を動かす必要があります。

また従業員を増やすことで、さらなる事業の拡大や、自分と異なる視点を得ることができます。

 

逆にデメリットは、

顧問先、従業員、バックオフィスの管理も出てくるという点が発生してしまいます。

 

ただし、弊社では申告業務に関しては、徹底的に管理する一方、

コンサルティング業務に関しては、管理はそれほどしない。というスタンスを取っていきたいと思います。

お客様との関係性や必要なアプローチ、価格感や将来性などは様々で、同じ箱に入れようといてもどこかで無理が出てしまいます。

同じサービスであっても上記の状況を考えると異なる価格がついてしまうこともあり得ます。(お客様にとっての価値が異なるからです。)

 

最低限のところは管理しながらも、それ以上のパフォーマンスに関しては、専門家として私自身や担当者自身が情報を収集すべきだからです。

もちろん情報や事例は共有してより事務所としての底上げも図っていきたいと思います。

 

安定も必要ですが、経営にはいい時もあれば悪い時もあります。常に進んでいなければ立ち止まるとすぐに後退が始まります。

 

しっかりと自制して、よりよいサービスの提供につなげていきたいと思います。

 

 

 

 

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