小規模事業者持続化補助金とは

先日、提携先の某銀行の方から「小規模事業者持続化補助金」の質問を受けました。

恥ずかしながら、私はこのような補助金があることを知りませんでした。

調べてみたら、通常枠は補助の上限は低いですが、比較的申請しやすい補助金だと感じましたので、調べたことをお伝えしたいと思います。

 

小規模事業者持続化補助金とは

「小規模事業者持続化補助金」とは、小規規模事業者の販路開拓や生産性向上の取り組みを支援するため費用の一部を支援するための補助金であり、<通常枠><特別枠>があります。

特別枠賃金引上げ枠、卒業枠、後継者支援枠、創業枠、インボイス枠の5つに分かれています。

この補助金は、商工会、商工会議所のサポートを受けながら計画書を作成し、審査を経て採択決定されたのち、所定の補助を受けることができるものになります。

 

申請受付スケジュール

現在、第9回の受付締切分が公開されています。

第9回受付締切日:2022年9月20日

事業支援計画書(様式4)発行の受付締切:原則2022年9月12日(月)

 

通常枠と特別枠

通常枠以外に新設された特別枠の類型と概要になります。

1.賃金引上げ枠 販路開拓の取り組みに加え、事業場内最低賃金が地域別最低賃金より+30円以上である小規模事業者

※赤字事業者には、補助率3/4に引上げ、加点措置

2.卒業枠    販路開拓の取り組みに加え、雇用を増やし小規模事業者の従業員数を超えて事業規模を拡大する小規模事業者

3.後継者支援枠 販路開拓の取り組みに加え、アトツギ甲子園においてファイナリストに選ばれた小規模事業者

4.創業枠    産業競争力強化法に基づく「特定創業支援等事業の支援」を受け、販路開拓に取り組む創業した小規模事業者

5.インボイス枠 免税事業者であった事業者が、新たにインボイス発行事業者として登録し、販路開拓に取り組む小規模事業者

今回は対象が広い「通常枠」のご説明致します。

 

小規模事業者持続化補助金<通常枠>

補助金対象者

対象となるのは下記に該当する小規模事業者で、法人か個人は問いません。

ただし、個人事業主、フリーランスの場合は開業届の提出を行っている事が条件となりますので、この点については注意が必要です。

 

小規模事業者の定義

1.商業・サービス業(宿泊業・娯楽業を除く)⇒常時使用する従業員数5人以下

2.サービス業のうち宿泊業・娯楽業⇒常時使用する従業員数20人以下

3.製造業その他⇒常時使用する従業員数20人以下

小規模事業者として上記の定義に該当するものが補助金の代表ですが、これ以外にも条件がありますので、小規模事業者持続化補助金ホームページにて(https://r3.jizokukahojokin.info/)ご確認下さい。

 

補助率・補助上限額

補助率:2/3

上限額:50万円

 

対象事業および対象経費

補助金の対象となる事業は、下記の(1)〜(3)つの要件をいずれも満たしている事業であり、複数事業者による共同申請の場合には(4)の要件を満たす必要がありますのでご確認ください。

(1)策定した「経営計画」に基づいて実施する、地道な販路開拓等(生産性向上)のための取組であること。あるいは、販路開拓等の取組とあわせて行う業務効率化(生産性向上)のための取組であること。

(2)商工会・商工会議所の支援を受けながら取り組む事業であること。

(3)以下に該当する事業を行うものではないこと。
・同一内容の事業について、国が助成(国以外の機関が、国から受けた補助金等により実施する場合を含む)する他の制度(補助金、委託費等)と重複する事業
・本事業の完了後、概ね1年以内に売上げにつながることが見込まれない事業
・事業内容が射幸心をそそるおそれがあること、または公の秩序もしくは善良の風俗を害することとなるおそれがあるもの、公的な支援を行うことが適当でないと認められるもの

(4)複数事業者による共同申請の場合には、連携する全ての小規模事業者等が関与する事業であること。

 

基本的な補助対象となる経費は、次の下記の条件をすべて満たす経費が対象となります。

(1)使用目的が本事業の遂行に必要なものと明確に特定できる経費
(2)交付決定日以降に発生し対象期間中に支払が完了した経費
(3)証拠資料等によって支払金額が確認できる経費

【対象経費一覧】
機械装置等費・広報費・ウェブサイト関連費・展示会出展費・旅費・開発費・資料購入費・雑役務費・借料・設備処分費・委託費・外注費

 

申請フロー

申請フローとしては、大きく入り口が2つに分かれます。

商工会議所経由で申請するか商工会経由で申請するかの違いですが必要書類やフロー自体は同じとなっております。

ステップを分かりやすくするため申請者視点からのステップを表にまとめておりますので申請までのフローご確認ください。

ステップ1 申請の相談、事業支援計画書の作成・交付⇒各地商工会議所/商工会

ステップ2 応募(交付申請書等提出)⇒小規模事業者持続化補助金事務局

ステップ3 審査・採択⇒採択審査委員会

ステップ4 採択・不採択の通知⇒小規模事業者持続化補助金事務局

ステップ5 交付決定(ステップ5以降は採択の場合)⇒小規模事業者持続化補助金事務局

ステップ6 補助事業完了・報告⇒小規模事業者持続化補助金事務局

ステップ7 確定検査(交付額の確定)⇒小規模事業者持続化補助金事務局

ステップ8 補助金請求⇒小規模事業者持続化補助金事務局

ステップ9 補助金の交付(支払)⇒小規模事業者持続化補助金事務局

 

最後に

設備投資やHP作成などをご検討されている場合は、この補助金が該当するかもしれません。一度、当事務所にご相談下さい。

 

 

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