公認会計士と税理士って何が違うの??? vol.1

よくご質問を受けます

「公認会計士と税理士は何が違うのでしょうか?公認会計士のお仕事ってどういったことされてるのでしょうか?」

ブログをご覧のみなさまからしますと、会計士よりも税理士の方が馴染みのある(想像しやすい?)資格かと思います。

ちなみに、わたしが公認会計士の資格の勉強をしたいと両親に相談したとき、ふたりとも公認会計士の仕事を知りませんでした。

たぶん、今でもよく分かってません。

 

このブログでは数回に分けて公認会計士のお仕事をご紹介しますので、興味をもってくださるとうれしい限りです。

数少ないでしょうが、会計士受験生の方にも見ていただけるとうれしいです。

 

公認会計士にのみ許されている業務とは

さてさて、世の中にはたくさんの法律があります。お酒は二十歳になってから!車を運転するなら免許が必要!などなど。

ご存じない方が大勢でしょうが、規模の大きな会社は公認会計士の監査を受けてくださいね、という法律がいくつか(金融商品取引法、会社法など)ありまして、各法律に則り、公認会計士は財務諸表監査を行っております。

実は、財務諸表の監査というお仕事は公認会計士にのみ許されている業務なのです。

 

対象の会社は?

では規模の大きな会社とはどういった会社なのでしょうか?

説明の都合上、イメージしやすく「規模の大きな」と表現しましたが、別の表現を使うと

社会的影響力のある会社が監査の対象会社です(金融商品取引法においては上場会社などが会計士の監査対象とされています)。

 

社会的影響力のある会社の財務諸表はたくさんの人の興味を注ぐもので、財務諸表は会社自ら作成するもの(ここが重要です)であるから企業外部の第三者のチェックが必要となります。

 

財務諸表を利用する人には、例えば投資家や銀行がいます。

彼らは会社の財政状態や経営成績を財務諸表を通じて確認し投資や融資判断をするので、財務諸表がウソでたらめだとこまっちゃうわけです。

そこで会計のプロである会計士の出番です。見せ所です。

要は自分(会社)で成績表(財務諸表)をつくって、これがたくさんの人の目に留まる(利用される)から、本当に正しいか(ウソついていないか)会計のプロが確認してねってお話です。

この確認作業が財務諸表監査であり、公認会計士にのみ法律で許された独占業務です。

(実は会社だけでなく、医療法人や社会福祉法人の中にも公認会計士の監査対象となる法人があります。このお話はまた後日)

 

終わりに

今回は会計士のお仕事のうち、メイン業務となる財務諸表監査について触れましたがいかがでしたでしょうか?

 

初回はこのあたりにとどめ、次回は財務諸表監査以外の会計士のお仕事をご紹介したいと思います。

 

~余談~

話は変わりますが、最近だいやめという焼酎のソーダ割にはまってます。

学生時代に焼酎を飲みすぎてしまい、ここ数年はほぼ焼酎を飲みませんでしたがこのソーダ割はほんとうにおいしい!!

ウソかと思われますがライチの味がします。だいやめを紹介した友人は感動しておりました。ご興味のある方はぜひ。

ちょくちょく趣味のお話も含めていきます(ほんとうは←をメインにしたい)のでお付き合いくださいませ。

 

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