公益社団法人 全国老人福祉施設協議会収支状況等調査(老施協)より発表された
社会福祉法人の特別養護老人ホームの赤字法人が
前年43.0%であったのに対し、2022年度において、62.0%(補助金除く)となったとされています。
(補助金を含めたところでは、赤字割合は39.8%⇒51.0%)
大きな要因としては、物価高騰及び賃金の値上げが主要な要因とされていますが、特養経営もかなり厳しくなってきているといえます。
以前は特養があればとりあえず何とかなるとのイメージもこの10年ほどで大きく変わったと感じます。
赤字の法人に関しては、そもそもの経営のやり方から見直しをしていかなければ、取り返しのつかないことになると思いますが、
利用者確保と働き手の確保が介護業界においては、非常に難しくなっているように感じます。
働き手が足りず、施設の一部を閉鎖・休止している法人もかなりの数になってきているように感じますし、
一度休止した事業所を再稼働させることが非常に困難になっています。
利用者確保のために営業活動がかかせませんので、今一度ご自身のエリアを見渡してみる必要があります。
他の法人でうまくいっているところはどういうことをやっているのかなど、意外と他の法人に関心が低い法人が多いように感じます。
日経新聞「特養6割強が赤字 22年度、物価高・光熱費上昇が影響」
https://cksk.org/article/trend/16435.html
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