新型コロナが5類に移行するにあたっての経営上の影響

令和5年5月から、新型コロナが2類から5類に移行するとの発表がありました。

 

ようやくという印象ですが、“新型コロナ”という言葉で、

飲食店でいえば、感染が拡大するとお客さんが一斉に来なくなってしまう。という話はよく聞く話で

ニュースなどにより、売上が大きく左右されていました。

少しは緩和されるのかな、と感じておりますが、きっとニュースでは「コロナ感染者がまた・・・」という話が出るような気がしており、

2類に変わったとしても、どれくらいの人がマスクを外して歩くのかな?と考えてしまいます。

 

経営上の影響として一番大きなものは、補助金の給付が軒並み終わっていくだろうと考えています。

感染対策補助金や雇用調整補助金なども終わると思いますので、補助金があって収支が成り立っていた法人は一気に苦しくなると考えております。

また、それに加え、借入金の返済も大きくのしかかってくるため、資金繰りがかなり厳しくなるのではないかと考えております。

 

コロナ融資に関しては、以前のブログでも記載しましたが、

民間ゼロゼロ融資等の返済負担軽減のための保証制度が令和4年12月に出ており、再延長を可能とするものもありますので、

今はまだ返済が厳しいという法人であれば、活用を検討されるとよいでしょう。

 

(過去ブログ)民間ゼロゼロ融資等の返済負担軽減のための保証制度が始まっています。

 

企業の倒産を回避するために通常枠以外の融資として、コロナ特別融資がありましたが、

実際に返済時期になると、とても返済ができないという法人は

今後多数発生すると想定されます。

 

コロナを乗り切るために実施された融資ではありますが、ただの延命にしかならなかったとならないように、

資金繰りについては、しっかりと管理していただく必要がある

と考えております。

 

 

ご不明な点、ご質問等ございましたら【お問い合わせフォーム】までお気軽にご相談ください。

弊社でもさまざまなご支援をさせていただいております。サービス詳細についてはこちら

 

TOPページへ

 

 〇●企業という山を一緒に担げる舁き手のようなパートナーを目指します●〇

—————————————————————-

福岡で経営相談・アドバイスをお考えなら

小菅公認会計士・税理士事務所

https://www.kosuga-cpa.jp/